先ずは食糧自給率の上昇だ

2011-12-30

輸出入という面で経済を見る。

日本は以前から加工貿易の国と言われている。材料を買い製品を製造し売る。その材料と製品価格の差が日本に残る金になる。

その残った金はどうなっているか。食料を海外から買っているのだ。日本の食糧自給率は40%だ。残り60%を輸入している。

その上、今回のTPP参加で自給率が更に下がるかも知れない。

エコカー減税も家電のエコポイントも食料を外国から買うために外貨を稼いでくれている自動車、家電メーカーを疲弊させないための対策なのだ。ここに使われるお金の出所は税金だ。もしくは国債だ。すなわち半分は借金なのだ。

この借金を増やさないためには、自動車、家電メーカーを放置できればいいのだが、そのためには食糧自給率を上げる必要があるのだ。

お米を食べて、近海物、養殖物の魚を食べて野菜・海藻なども大切に扱えば十分にある。

牛肉の生産も需要があればまだまだ生産できる。

ただ、今回の震災やタイの洪水の例でも言えることだが、食糧自給率を100%にすることはやめておいた方がいい、歴史的に穀物の大飢饉というのはあるのだから、安定供給という意味から外国からの輸入も必要である。その分、日本からの輸出増加を積極的に行えばいい。

そうして狭い日本、資源を持たない日本でも農業・酪農が盛んになるとその技術が海外に売れる。

産業革命以降の人口の爆発的な増加はまだまだ止まない。農業技術にはビジネスチャンスはいくらでもある。

国民は米を食っていればいい。

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